憧れとなる働く女性

働く女性にとって憧れの人とは、どういった人なのだろうか。女性から見た輝いている人というのは、子どもがいる人とそうではない人とで違ってくるものだ。子どもがいない女性にとっては、仕事がバリバリできて周りへの気遣いもしっかりとできる人だという人は多い。しかし、子どもがいる女性からするとそういう人ではなく、子どもに何かあって呼び出しをされるような状態の中でも、その時できることを完璧にこなせる人である。
そこまでできるからこそ、子どもがいるというハンデを感じさせないほどの信頼が生まれるのだ。一般的に子どもを預けて働いている女性に、そこまで重要で責任のある仕事を多く任せるのはその人の負担になるし、職場にとっても負担が大きくなる。しかし、そんな状況でも責任を持った仕事を任される人もいる。子どもに何かあった時は同じように迎えに行かなければならないが、それでもそういう人は時間を見付けて期日までには必ず仕事を完璧にこなしてくれるのである。だからこそ、職場も信頼をしてさまざまなことを任せてしまうのだ。
そういう人は会社ではなく、自宅で子どもが寝ている時などに仕事をしていることも少なくない。そのプロ意識は簡単に真似できるものではないが、仕事に対して熱い思いを持っていなければ挫折してしまうものである。男性が同じ状況でも同じことができるかといわれればそれは分からない。それほど大変なことでも、こなせるのは守る存在がいるからである。